夏目漱石も実践していた?!糖質制限200年の歴史を紹介!

数種類のパンの画像トレーニング関連

どうもbaba blog馬場です。

糖質制限が実は200年前から実践されていた、食事法というのはご存知でしょうか?

『吾輩は猫である』などの作者である夏目漱石も、はるか昔から実践していた1人でした。

今回はその糖質制限がいかにして生まれて、時代と共にどのように変化していったのかという歴史を紹介したいと思います。

この記事はTARZAN3月26日号に記載されている内容を引用しています。

参考文献 Tarzan(ターザン) 2020年3月26日号 No.783 [間違いだらけの糖質OFF]  Kindle版

夏目漱石も実践していた?!糖質制限200年の歴史を紹介!

雑誌TARZANの糖質制限特集の5冊が並ぶ画像

1800年代 糖質制限の始まり

William Banting.jpg
引用 Wkipedia ウィリアム・バンティング

1825年

 ブリアサヴァランが「美味礼讃」の出版により欧米人の肥満に悩む人たちへ、デンプンの摂取を抑えるように提唱する。

1863年

 ウイリアムバンティングが自身の糖質制限により、1年間で23kgのダイエットに成功する。この経験から本を自費出版して、ヨーロッパでベストセラーになり。ヨーロッパで糖質制限がブームになる。

著書「市民にあてた肥満に関する書簡」

1900年代 日本でも糖質制限が広まる

Amazon | Dr. Atkins' New Diet Revolution | Robert C. Atkins M.D. ...
引用 Amazon

1916年

 夏目漱石が糖尿病の治療の為に、糖質制限を医師から勧められて実践し結果糖尿病を完治させる事に成功する。小説にも糖質制限をする主人公が登場する。

1921年

 カナダ人医師フレデリックバンティングがインスリンの発見によりノーベル賞を受賞する。これにより、インスリン注射で血糖値を抑える事が出来るようになる。

1940年

 アメリカ デュポン社の社員に肉のみの食事を提供し効果を得る。

1957年

 アンセルキース博士らが、7カ国研究を開始して「脂質悪玉論」を提唱する。

脂質悪玉論によって、肉などの飽和脂肪酸を肉などから摂取すると悪玉コレステロールが増加して心臓病などの疾患のリスクが増えると言われて、糖質制限が下火になる。

1972年

 アメリカ人心臓医師ロバートアトキンスが「ダイエットレボリューション」を出版し全世界中で1500万部の大ヒットとなり、アトキンスダイエットとして広く世界に知られる。

「アトキンスダイエット」1食あたりの糖質を20g以下に抑える糖質制限。

1981年

 デイビットジェンキンス博士が血糖値の上がりやすさに注目したGI値の提唱。

GI値 それぞれの糖質の種類によって血糖値の上がる速度を示した値

1997年

 アメリカ人医師リチャードバーンスタインが、「糖尿病の解決」を発表。糖質制限が糖尿病の治療に効果的という科学的根拠の証明に成功する。

自身が1型糖尿病の為に糖質制限を実施し改善に成功する。1日に糖質を130g以内に制限するという方法を実践する。

1998年

 「シュガーバスター」がアメリカで出版され、100万部を超える大ヒットを記録する。本のヒットによりアメリカ日本にも糖質制限がブームになる。

日本版の邦題はカロリー神話をぶっ飛ばせという題がつけられ広く認知される事となる。

GI値の高い糖質を摂取しない様に提唱し、カロリーではなく糖質制限に着目した内容。

1999年

 京都高雄病院で糖質制限が正式採用され糖尿病患者に処方する様になる。

2000年代 低糖質商品の発売

Diet Coke 330ml Can, 500ml Bottles, 1.5L & 2L Bottles *Best Price ...
引用 eBay

2002年

 日本でGI値に注目した低インスリンダイエットがブームとなる。

2004年

 モスバーガーがバンズの代わりにレタスを使った商品を発売。

2005年

 日本人医師が一般書「主食を抜けば糖尿病は良くなるー糖質制限のすすめ」を出版し大ヒットとなり広く日本でも認知が拡大する。

2005年

 アメリカでダイエットコーラの発売。その2年後日本でも発売開始。

2007年

 アサヒスタイルフリー発売。糖質ゼロがブームとなる。

2008年

 世界の医学専門誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンが1年間の期限つきで、肥満の糖尿病患者には糖質制限が有効であるという論文の根拠を認める。

2012年

 ローソンがブランパンの発売 低糖質なパンという事で大ヒットとなる。1個あたり2.2gとかなりの低糖質商品。コンビニに低糖質商品が勢力を拡大していく。

2013年 

北里大学研究病院の山田院長が緩やかな糖質制限のロカボを提唱する。アメリカの糖尿病医学会が肥満の有無に限らず、期間も設けずに糖質制限食の有効性を認める。

ロカボとはローカーボの略で、糖質を1日に130g以内に抑える食事法

2014年

アメリカでコレステロールの摂取量に関する基準が撤廃される。翌年日本でもそれまであったコレステロールの摂取基準を撤廃。

2016年

NHKでも取り上げられて、糖質制限に関する関連市場の規模を3184億円と推定。

2018年

カレーハウスCoCo壱番屋 低糖質カレーを発売。ごはんの一部をカリフラワーで代用した商品

2019年

ライザップ監修のライザップ牛サラダを吉野家が発売。74日間で100万食を超えるヒットを記録

2020年

厚生労働省は、平成30年度肥満の割合は成人男性の32.2% 成人女性の21.9%、糖尿病が疑われる人の割合は男性18.7% 女性9.3%と指摘。

糖質制限の流れ

1800年代 糖質カット時代

1900年代 糖質制限時代1食20g以内

2000年代 ロカボ時代1日130g 以内

とこのような流れの中で紆余曲折ありながら、糖質制限は時代と共に変わってきていることが分かります。

インスリンの発見やコレステロールの研究が進んだ時代には、糖質制限は下火になってしまいましたがアトキンスダイエットの流行や学会や医学誌でも徐々に糖質制限が認められてきた背景があります。

いつの時代も人々は肥満と戦い、苦悩してきたことがこのことから感じ取れます。昔からある糖質制限ですが医学や世界的に認められ始めたのは、最近の話というのも分かります。

現代では当たり前になった糖質制限ですが、多くの人や国の研究でその有効性が認められて科学的な根拠を証明できるようになっています。

まとめ

今回は糖質制限200年の歴史をご紹介しました。栄養学や生理学は時代によって変わるものもあり日々勉強が必要だなと感じました。YouTubeにも動画で解説しています。

夏目漱石も実践していた?! 現役トレーナーが糖質制限200年の歴史を解説してみた。

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